火曜日, 3 月 24th, 2009 | Author: djodjo

ExtJS第9回勉強会に参加しました。

今回の勉強会は4月の予定しているExtJS V3.0の新機能紹介ということで興味津々ですよ。
また、前回の続きで気になるアプリケーション作成の際のイベントのハンドリングについても続きがありました。

1.続ExtJSアプリケーション開発の基本
株式会社ゼノフィ 代表取締役 小堤氏

Ext 2.2.1の日本語APIを更新中。多言語対応中とのこと。毎度お世話になっています。応援してます。

さて、前回のおさらいで(第8回勉強会
ExtJSでのアプリケーション構築におけるひとつのメソッドとして
Ext.util.Observableを継承したアプリケーションクラスを作成する。

で、今回は簡単なアプリを実際に組み立ててみる。
ポイントは、
1.配置するパネルはそれぞれ拡張して作った自作コンポーネントにする。
2.2つの自作コンポーネント間にイベントを設定してみる。

サンプルソースはフォーラムにリンクがありました。
http://extjs.com/forum/showthread.php?t=63089

アプリケーションクラスを利用した設計については別途考察してみたい。
特に、イベントの連携は実際に開発をしだすとぐちゃぐちゃになりがちなので、ある程度のルールの元に実装しないつらそう。

また、この解説の中で出てきたのがcreateDelegate関数。
今までよくわからないので利用してこなかったのですが!!!すごく便利。というかこういうことできないかと思ってました。
感動したので別記事に(^o^)/

次回予告
ツリーやグリッドを使ってみるとのことでした。

2.Ext JS V3.0について
Ext Japan 代表取締役 直鳥氏
おおおお!!と気になるネタも多く大変興味深かったのですが、内容は4/15(V3.0リリース日)以後に今回の発表スライドも公開します。とのことだったので、本ブログでも内容の公開は控えます。
とはいへいくつかリーク。
・グラフ系コンポーネントが追加されるらしい
・サーバ側の呼び出しをAPIかする仕組みがあるらしい
・CSSが整理されて、デザインを変更しやすくなったらしい
・ボタンの高さが変えられ、Office2003見たいにボタンをグループ化したりできるらしい
などなど

また、気になるのは現状ではまだバグも散見されるとのコメントもありすぐに飛びつくのは危なそうな話。
ですが、結構魅力的な機能も多いので試してみる価値はありそうです。

おまけ
Ext Japanのフォーラムにもでてましたが、Ext JSのSDKに含まれるサンプルソースはSDKのライセンスと同様に扱っていいとのことでした。
つまり、いくつか入っているプラグインなどが利用できる!!!
ってことのようです。

次回勉強会では
4/15のはExt Conferenceの報告だそうです。

3.事例紹介
TCAD Licence Management Systemの実装事例
株式会社 TCAD

実際に業務で開発されたシステムの紹介でした。
システムそのものはここでは画面ショットもだせないのでなんですが、発表した方いわく
「遅い」
と言われちゃったらしい。
しかし、実際には3、4秒程度のレスポンスで動作しているので、Webアプリとしては十分というか一般的なスペック。しかし、見た目からどうしてもクライアントアプリと比べられてしまうとのこと。
どうしてもサーバからデータを取ってくるといった挙動は、ローカルディスクにデータがある状態とは大きなアドバンテージを背負っているので如何ともしがたい。
データがあちら側にあるにも関わらず操作性がよいという点から遅さはある程度はめをつぶってもらえるよう顧客を説得することにはなりそう。

Category: 未分類
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.
Leave a Reply